2011年5月19日木曜日

或る事情の話 その2 -映像のチカラ-

 
(Photo by Tohru Konno

「或る事情」では、台本には主人公であるトモキの「心の声」が実はたくさん書いてあった。

当然、心の声はアフレコして映像と合わせてみる予定で撮影を進め、実際にアフレコで心の声を当ててみたのだけど、台詞が思ったよりも多く、見ていて台詞を追いかけて理解することで精一杯になってしまうという試聴者からの声が多数!映像の情報量、伝達力はすごいんだなーと実感。

そう言われてみると、普段自分も、映像を何気なく見ているだけで勝手にストーリーを想像しているのが分かる。

そこで、脚本家のセンセイに了解をもらって、心の声をほぼすべてカットして編集をし直した。
こうすることで見ている人に考える「間」が出来て、味わうことが可能になって、物語も十分に伝わることも分かった。

これも心の声の台詞を完全に覚え、それを演じていればこそ伝わるのだー。
映像の演出は難しすぐる。。。

「或る事情」Youtubeページはコチラ

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