撮影当日というのはお祭りみたいなもので、それまでにその50倍くらい準備時間を費やしている。寿司屋の仕込みと同じで、開店までの下ごしらえが全て、ということかもしれない。それでも、天気であるとか、自分の力ではどうすることも出来ないことが当日は起きる。
今回のロケ地の海岸には何回足を運んだろうか。そもそも、その海岸を見つけるまでにも、さんざん海沿いをドライブして、車を停めては海を確認して、というロケハンから始まっている。
「自転車で坂を駆け上がるカット」を撮るためのロケハンでは、イメージ通りの坂や路地がないかと細かい路地も含めてウロウロと探し回った。結果的にはバッチリの場所で最高の条件で撮ることができた。
そうなると、やはり普段の行動範囲の中ではロケ地の多くは小樽、ということになるのは必然的だ。ある意味、毎日がロケハン。
2011年6月27日月曜日
2011年6月26日日曜日
特別な日
新しいミュージックビデオの、モデルさん部分の撮影はピーカンに晴れた!晴れ過ぎて逆に光が強すぎて撮影が大変だったくらい。空に小さな雲がプカプカと浮かんでいてくれたら画的には最高なのだけど、晴れないようと悩むよりは100倍良い。
あの海と空は最高だったし、何よりモデルさんが楽しんでやってくれた。さらに言えば、朝が寒かったせいか、海にほとんど人が出ておらず、その点でも撮影が非常にやりやすい環境だった。スタッフ役で参加してくれたバンドメンバーや、撮影許可を快く出していただいた海岸の地元の方々に感謝します。
現在、編集の真っ最中だけど、本当にお日様の力というのはすごい。当たり前だけど暗いよりも全然調整しやすい。レンズは7-14mmのパナ広角と、カールツァイス50mmプラナーの2本のみ。この2本でメリハリがある良い画を撮ることが出来た。
しばらくの間は編集作業で悶絶しています。
あの海と空は最高だったし、何よりモデルさんが楽しんでやってくれた。さらに言えば、朝が寒かったせいか、海にほとんど人が出ておらず、その点でも撮影が非常にやりやすい環境だった。スタッフ役で参加してくれたバンドメンバーや、撮影許可を快く出していただいた海岸の地元の方々に感謝します。
現在、編集の真っ最中だけど、本当にお日様の力というのはすごい。当たり前だけど暗いよりも全然調整しやすい。レンズは7-14mmのパナ広角と、カールツァイス50mmプラナーの2本のみ。この2本でメリハリがある良い画を撮ることが出来た。
しばらくの間は編集作業で悶絶しています。
2011年6月19日日曜日
てるてる坊主
出演していただけるモデルさん達と小樽までロケハンに行ってきた。
良い天気で今日撮影したいくらい。撮影イメージをモデルさんと一緒に確認してもらうことが出来た。行きと帰りの車の中でも色々とイメージのことや考えや様々なことをお話しできたのも良かった。
当たり前だけど、モデルさんに撮影予定地に立ってもらうと、よりイメージが鮮明になる。使うレンズの種類は当日の天気次第だけど、画角のイメージはしっかりとつかむことが出来た。
あとは当日の天候だー
良い天気で今日撮影したいくらい。撮影イメージをモデルさんと一緒に確認してもらうことが出来た。行きと帰りの車の中でも色々とイメージのことや考えや様々なことをお話しできたのも良かった。
当たり前だけど、モデルさんに撮影予定地に立ってもらうと、よりイメージが鮮明になる。使うレンズの種類は当日の天気次第だけど、画角のイメージはしっかりとつかむことが出来た。
あとは当日の天候だー
2011年6月16日木曜日
Rigwheels
Rigwheelという台車を海外通販で買った。台車と言っても小さなもの。
今までのリーベックの三脚用ドリーにも当然車輪が付いているけど、レールの上を滑らすには不適当な車輪だった。なので、まずは既存の車輪をはずして・・・。
小さな台車にボルトを取り付けてドリーに替わりに付ける。
この台車は幅3cmの塩ビパイプをレールにして、この上をスーッと走るのだ。
塩ビパイプが転がらないように角材に溝をつけて・・・。
塩ビパイプをこのように載せる。
工作工作!
こんな風に台車が載っかる!
これで三脚用移動ドリーの完成!
イエーイ!これでスムーズなドリー撮影が出来るようになったよーーー。すんごいスムーズ!撮影に活躍しそうだー。うれしい。
今までのリーベックの三脚用ドリーにも当然車輪が付いているけど、レールの上を滑らすには不適当な車輪だった。なので、まずは既存の車輪をはずして・・・。
小さな台車にボルトを取り付けてドリーに替わりに付ける。
この台車は幅3cmの塩ビパイプをレールにして、この上をスーッと走るのだ。
塩ビパイプが転がらないように角材に溝をつけて・・・。
塩ビパイプをこのように載せる。
工作工作!
こんな風に台車が載っかる!
これで三脚用移動ドリーの完成!
イエーイ!これでスムーズなドリー撮影が出来るようになったよーーー。すんごいスムーズ!撮影に活躍しそうだー。うれしい。
2011年6月15日水曜日
ネットの立ち位置
(今度のミュージックビデオのロケ予定地だよ) |
基本的に私は、ネット上では趣味である音楽・映像制作のことしか触れないようにしている。そもそも現在の仕事はネットコミュニケーションツールを使用する必要性は無いし、それに割く時間も無い。仕事のことはしっかりとリアルにFace to Faceで話せば良い。
趣味の制作についてはとにかく時間が限られているし集まるメンバーも毎日顔を合わせている訳ではないので、ネット機能を最大限使用して、情報・気持ち・制作の進捗状況・制作上の悩みなどがメンバーに共有出来るように活用したいのだ。ネットを何の目的で使っているのかを明確にしておいてそこを外さないようにしておかないと、ネットそのものが目的になって本末転倒になっちまう~。
でもそう考えると、私のようなスタンスで制作している人達にとっては素晴らしい環境があるってぇことさね。
2011年6月13日月曜日
日常からNEWを
絵コンテも苦手だけどがんばろう~
普段の生活の中で、例えば通勤中や歩く街の中、仕事中に眺める景色や場所で「おっ素敵だっ」「良いなあ」と、ふっと気がつくようなところを撮りたいと思う。特別な場所や新しい刺激を作る場所ではなく、日常のヒトコマ。
人の表情、動き、しぐさもそう。普段の何気ない会話やアクションの中での喜怒哀楽。それを撮りたい。その場所と喜怒哀楽の積み重ねが時間となって生活になっていく。あぁ日常があるんだなぁと気がつく安心感。
なので映像制作を始めてからずっと人もモノも場所もキョロキョロと日常を観察しています!って気味が悪いか?!
そのヒトコマヒトコマを切り取り編集を重ね、その結果、新しい何かを生み出すことが出来るかそれが私の挑戦であり究極!
普段の生活の中で、例えば通勤中や歩く街の中、仕事中に眺める景色や場所で「おっ素敵だっ」「良いなあ」と、ふっと気がつくようなところを撮りたいと思う。特別な場所や新しい刺激を作る場所ではなく、日常のヒトコマ。
人の表情、動き、しぐさもそう。普段の何気ない会話やアクションの中での喜怒哀楽。それを撮りたい。その場所と喜怒哀楽の積み重ねが時間となって生活になっていく。あぁ日常があるんだなぁと気がつく安心感。
なので映像制作を始めてからずっと人もモノも場所もキョロキョロと日常を観察しています!って気味が悪いか?!
そのヒトコマヒトコマを切り取り編集を重ね、その結果、新しい何かを生み出すことが出来るかそれが私の挑戦であり究極!
2011年6月11日土曜日
道は続く
木曜の夜は昨年から取り組んでいるショートフィルムのCG部分の詰めの作業。時間は掛かったけど素晴らしい出来上がり。あと2箇所だけ合成などが必要です。ラストスパートなるか!CGクリエイターに期待っ!
金曜日は、フライヤーパークにライブを観に行った。こじんまりとしているけど、アーティストへの愛情をひしひしと感じるお店で、とっても気に入った。近所にあったら間違いなく通ってしまうだろうな。
自分は、作りたいから作るというスタンスで映像の制作をしているけど、当然、作品によってその利用目的がそれぞれ違う。いくら無償で趣味として制作をするとはいっても、出来上がる作品の使われ方によっては、撮影許可や映り込みなど、後から問題になることが無いように相当な気を遣う。
制作に関わる人の、それぞれの意識や事情、思惑の差が当然ある。配慮と感謝を忘れずに、各々のレベルで充実感が感じられる制作が理想。それぞれが期待をし過ぎないことも大切だと思う~。
金曜日は、フライヤーパークにライブを観に行った。こじんまりとしているけど、アーティストへの愛情をひしひしと感じるお店で、とっても気に入った。近所にあったら間違いなく通ってしまうだろうな。
自分は、作りたいから作るというスタンスで映像の制作をしているけど、当然、作品によってその利用目的がそれぞれ違う。いくら無償で趣味として制作をするとはいっても、出来上がる作品の使われ方によっては、撮影許可や映り込みなど、後から問題になることが無いように相当な気を遣う。
制作に関わる人の、それぞれの意識や事情、思惑の差が当然ある。配慮と感謝を忘れずに、各々のレベルで充実感が感じられる制作が理想。それぞれが期待をし過ぎないことも大切だと思う~。
2011年6月8日水曜日
映像+
「映像+」という雑誌の最新号がミュージックビデオ特集だったので通読。
がんばって作ろう。自分が素敵だなぁと思える場所をたくさん撮ろう。手を抜かず労力を惜しまず、ロケ地もたくさん交渉して、良かったなあと思える作品を作ろう。
例えば、今回登場するヒロインの家という設定で、藻岩下のCAFE BLANCとか。その家から思い立って海に自転車で繰り出して行く、みたいな。たぶん、ほんのちょっとしか登場しないけど、そんな撮影が出来たら良いな。
いや、まだまったく私の頭の中の話だけど・・・
がんばって作ろう。自分が素敵だなぁと思える場所をたくさん撮ろう。手を抜かず労力を惜しまず、ロケ地もたくさん交渉して、良かったなあと思える作品を作ろう。
例えば、今回登場するヒロインの家という設定で、藻岩下のCAFE BLANCとか。その家から思い立って海に自転車で繰り出して行く、みたいな。たぶん、ほんのちょっとしか登場しないけど、そんな撮影が出来たら良いな。
いや、まだまったく私の頭の中の話だけど・・・
2011年6月7日火曜日
三昧
絵コンテ描いていて迷った時や煮詰まった時は、ミュージックビデオを観る。インプット過剰状態をキープするのと、その時に煮詰まっている内容によって同じミュージックビデオを観ても感じ方や観るポイントが変わってくる。雑多に作品を観ることによって、脳の中でフュージョンが起きることもあるかも・・・?
Youtubeだと際限がなくなったりミュージックビデオ以外のビデオを見ちゃうので、なるべく円盤で観るっ。のだっ。
Youtubeだと際限がなくなったりミュージックビデオ以外のビデオを見ちゃうので、なるべく円盤で観るっ。のだっ。
2011年6月6日月曜日
バゴーーーン
2011年6月5日日曜日
境界線
海に向かって行く時に「ああ、ここから海だなぁ!」という境界線がある。海が見えていなくても、海だと感じる境界に入ったと分かる。境界線の位置は季節や日、時間によって異なる。
恐らくそれは、匂いだったり色だったり、風だったりするのであろう。磯の匂いを感じると、すーっと深呼吸したくなる。そして海の境界線を越えると、嫌なことを忘れることが出来たりする。
今回の映像では、そんな「海の境界線」を表現できたら良いな。海が見えてきたら駆け出したくなる感覚。
恐らくそれは、匂いだったり色だったり、風だったりするのであろう。磯の匂いを感じると、すーっと深呼吸したくなる。そして海の境界線を越えると、嫌なことを忘れることが出来たりする。
今回の映像では、そんな「海の境界線」を表現できたら良いな。海が見えてきたら駆け出したくなる感覚。
2011年6月3日金曜日
整いました
ミュージックビデオの中で、ミュージシャン本人が画面に出ない、あるいは出るけれども割合が少ないものを制作しようと考える時、「ミュージックビデオ」を作ろうと思うと行き詰まる。
この楽曲の良さを引き出すためには、このアーティストの良さを引き出すためにはどうしたら良いかということを考え過ぎてしまって、結果的にパワーのない画作りになってしまう可能性が高い。
楽曲を聴きこんだ上で一旦楽曲から離れて、「ショートフィルム」を作るつもりで映像世界を構築していけば良いかも!と思い、目の前が開けた感じ!こうすると、歌詞に大きくとらわれることなく、映像は映像で物語りを作っていけば良いと考えられて、自由になる。ただし、楽曲を聴き込んだり、アーティストと良く付き合った上での話し。
今回の企画群の中で1曲については、まるっきりショートフィルムを作ってみて、そこに楽曲を当ててみようと思っちょります!
この楽曲の良さを引き出すためには、このアーティストの良さを引き出すためにはどうしたら良いかということを考え過ぎてしまって、結果的にパワーのない画作りになってしまう可能性が高い。
楽曲を聴きこんだ上で一旦楽曲から離れて、「ショートフィルム」を作るつもりで映像世界を構築していけば良いかも!と思い、目の前が開けた感じ!こうすると、歌詞に大きくとらわれることなく、映像は映像で物語りを作っていけば良いと考えられて、自由になる。ただし、楽曲を聴き込んだり、アーティストと良く付き合った上での話し。
今回の企画群の中で1曲については、まるっきりショートフィルムを作ってみて、そこに楽曲を当ててみようと思っちょります!
2011年6月2日木曜日
制作は愛情!
今日はミュージックビデオに出てくれることになったモデルさんと打ち合わせ。私が喋るだけみたいな感じだったので、打ち合わせと言うよりは説明会みたい。私が制作したいイメージを伝え、スケジュール的なところも確認。説明することによって、自分の頭の中が整理されるということもある。今回のモデルさんとは旧知の仲なので、コミュニケーションが取りやすい!
撮影させてもらう場合、被写体の人と十分にコミュニケーションを取り、仲良くなっておくことがとっても大切だと実感している。自分も相手に心を開くのと同時に、相手も自分に心を開いてくれないと良いショットは撮れないです。キッパリ
なので出来うる限り、一緒に飯に行ったりたくさんお話したり、ミュージシャンであれば作品を聴き込んだりライブに行ったりする機会を多く作るように心掛けている。その中で「クール!」と思えるポイントを自分の中で盛り上げていく時間をたっぷりと作って撮影に臨むのがベスト。なのでロケ地のことも好きになるために足をたくさーん運ぶのだ!
すべてへの愛情だーねー
撮影させてもらう場合、被写体の人と十分にコミュニケーションを取り、仲良くなっておくことがとっても大切だと実感している。自分も相手に心を開くのと同時に、相手も自分に心を開いてくれないと良いショットは撮れないです。キッパリ
なので出来うる限り、一緒に飯に行ったりたくさんお話したり、ミュージシャンであれば作品を聴き込んだりライブに行ったりする機会を多く作るように心掛けている。その中で「クール!」と思えるポイントを自分の中で盛り上げていく時間をたっぷりと作って撮影に臨むのがベスト。なのでロケ地のことも好きになるために足をたくさーん運ぶのだ!
すべてへの愛情だーねー
2011年6月1日水曜日
事件は現場で起きている
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