2012年3月12日月曜日

小樽ショートフィルムセッション

2年に1度開催される小樽ショートフィルムセッション。前回のコンテストで私が初めて制作したミュージックビデオ「おかえりいつか」が優秀賞をいただいて、すっかり映像制作の道に進んでしまったという曰くつきの(?)映画祭だ。

今回は自分では作品を出さないで若い監督のサポートをしよう、と決めていた。それで昨年あたりから知り合った若い監督達に「小樽ショートフィルムセッションに出すなら応援しまっせ」と声を掛けたところ、何人かの監督の制作を手伝うことになった。

音楽や撮影、編集と様々な形で3作品に関わり、そのうちの2作品がノミネートされ、先日その上映会と表彰式が行われたのだが、なんと最優秀賞と優秀賞を受賞してしまった!

これには私もちょっとびっくり。

最優秀賞を受賞した「約束のネイロ」の笹木恵水監督は愛読雑誌「ビデオサロン」で知り、ネットを通じてコンタクトを取り制作したという展開。いやー、そんなこともあるんだねぇ。3週間も滞在して制作するということに一番驚いたよ。

優秀賞を受賞した「Thank you world」の中村啓一監督は札幌国際短編映画祭で知り合い、短い期間で一気に制作した、というか当初予定していた日程にシナリオがあがらず、撮影日程が押してロケハンした時とまったく景色が変わり、撮影当日は雪もちらつく冷たい雨の日という思い出深い制作だった。

笹木監督、中村監督、本当におめでとう~