2011年7月31日日曜日

図画工作のじかん

現在、ミュージックビデオの仕上げの段階に来ているのが、C.I.Projectというバンドの「スペシャルデイズ」という曲。この曲は8月5日に全国リリースされる、爽やかな夏の歌だ。そのビデオのオープニングで曲名とバンド名を表示するのだが、単にPCで表示するのは単純すぎるということで、サマーチューンだし、タイトル文字を氷の中に入れてそれを撮影しようということになった。

どのように氷の中で固定させるのか悩み、、、さっそく図工の時間。

まずは発泡スチロールの箱を準備して、、、 
文字をラミネート加工し、それに針金をくっつける、、、
こんな感じ!
それをひとつずつ発泡スチロールに刺すと、、、
こんな風になる。
それを横から見た図。。。
で、そこに湯冷ましした水を注ぎ込み、、、
業務用冷凍庫でゆっくりと凍らせる。
うまく出来るかな。







これで撮影できると良いけど・・・。のんびりしていると融けてしまうな!

2011年7月27日水曜日

M監督

撮影が終わり引き続き編集するのであるが、私の場合は大至急、とにかく頭から終わりまでざらっと並べてみて、通しで見られるようにする。それで気になるところを直していく訳であるが、大抵、最初は自己評価が最悪である。

それで関わったスタッフや出演者に、その自己評価の低い初期編集作品を「こんな感じだけどどう?気になるところある??」と聞きまくる。初めて関わった人達は「監督は何で完成前のもの見せるのか?」「自分で監督した作品なのに俺らに聞いてきてどういうつもりなんだ?」「ってかそれを考えるのが監督の仕事でねーか!」というように思われても仕方がない。

監督によっては撮影や編集に口出しさせない人も多いと思うが、私は逆。途中経過時点でバンバン意見をもらいたいMっ気たっぷりタイプ。だけど、もらった意見を取り入れるかどうか最終的には私の判断で決める、というスタイル。ん?これってタチが悪い??ズルい??

とりあえず今まで制作してきた監督作品はこのスタイル。途中経過公開だと、関わった人達の参加意識が高まり「皆で制作した作品」感がとっても高くなるのだよ。。。と言い訳する。

2011年7月24日日曜日

安全第一

バンドの撮影が1曲終わった。編集作業という長い道が待ち構えている。メンバーや関わっていただいた人達に見せられるように、ひとまず粗い編集をしてみた。

続いていくつか別のミュージックビデオにも取り掛からないとならない。そのうちのひとつは、モデルの子に中学生か高校生の女の子を使いたいのだけど、大人と同じように知り合い関係で探してお願いするのは、相当躊躇をしている。

やはり事故が心配。制作に参加するのにあたり、大人は自分の判断で参加する訳で、それでも事故は嫌だけど、まだ何とかなるかもしれないが、子供の場合、万が一事故が起きた時の責任が大人以上にデリケートだと思われる。

ううむ。考えすぎかもしれないけど、自主制作を行う上で、最も大切なことは安全の確保だと思っている。

2011年7月18日月曜日

おじさんの敗北

高校の学園祭なるものに行き、そこでのクラス対抗ダンス大会を観たのだが、レベルが高い!思わず2日間通って、合計4カメで撮った映像を編集するモチベーションすら生まれてしまった。ダンスを習っていたりする特定の能力が高い子に依存しないで、クラス全体でまとまって盛り上がったチームが良い。

思い出してみると、自分が高校生の時には既に自作の曲をレコーディングしてデモテープ(当時はまだカセットね)を作っていた。体力も気力も十分にあり、受験勉強の合間を見つけては制作に励んでいたなー。

高校生の皆も、何かを作り出すパワーをずっと持ち続けてほしい。お、オジサンも負けへんでー!

2011年7月10日日曜日

札幌国際短編映画祭

札幌国際短編映画祭に応募していたショートフィルム、「或る事情」が、世界88カ国2,291の応募作品の中で、オフィシャルセレクションに選ばれたことが分かった。
詳しくは→コチラ

実は、昨年もミュージックビデオ「おかえりいつか」がこの映画祭の「北海道セレクション」に入選したのだけど、それは小樽ショートフィルムセッションで優秀賞を受賞した流れで入ったという経緯がある。
なので今回は、シナリオ作品を普通に応募して審査を経て選ばれたので素直に嬉しい。これは以前にブログでも書いたのだが、2月の冬ロケだったので、脚本家の杉澤さんに「オール室内ロケ可能な本を」というヘタレなお願いをして書いてもらった本。

コンペ対象外のジャパン・オフシアター上映でのセレクションであるが、大変光栄で嬉しい。あの作品が劇場で上映されるのかと思うとワクワクするのと同時に、果たして良いのだろうかとドキドキもする。

いずれにしても関わってくれたキャストやスタッフの人達に本当に感謝。皆のエネルギーが集まって結果が出たのでお祝いしよう~!!

2011年7月1日金曜日

てまひま

登山家ヒラリーの言葉に「精神的にはアマチュアで、技術的にはプロフェッショナルでありたい」というのがある。まさに私の目指すところ。

アマチュアはアマチュアの作法があると思っている。それは「手間ひまをたっぷりかける」ということだ。予算や機材道具や人手が無い分、知恵を絞り手間ひまをかけるのが作法。アイデアについてもプロアマは関係ない。あとは映像で言えば、毎日ロケハンしているつもりで過ごしていれば地元のロケ地では誰にも負けない、とか。

音楽や映像に限らず、料理などモノ作りすべてに言えることかもしれないなぁ。素材をどのように活かすのか、なんて共通するところ多し。